この記事で分かるのは▼
- 楽天ペイと楽天Edyの比較
- 楽天ペイと楽天Edyのオススメ使い分け方法

こんにちは、BOBO(@BOBO08192729)です。
以前記事にまとめた通り、現在楽天経済圏への移行を順次進めています。
その過程で楽天カードをメインのクレジットカードとして使用するようになったのですが、このカードに付帯する形で楽天Edy、そしてアプリで楽天ペイという二種類のキャッシュレス決済手段が用意されています(※楽天Edyはカード申し込み時にオプションで付帯可能)
この2つをうまく使いこなせば日常の買い物がとてもオトクになります!
この2つは微妙に特徴が異なり、いっそのこと統合してほしいというのが正直なところなのですが…^^;
残念ながら今のところはそれぞれの特徴を理解して使い分けるのが最もオトクなので、それぞれの違いと使い分け方を解説します。
楽天Edy
楽天Edyはカードやスマホアプリから使用できるプリペイド型の電子マネーです。
プリペイド式なので事前に金額をチャージする前払い式ですが、後述するオートチャージを使えばその手間を省けます。
読み取り機で支払うと「シャリ~ン♪」という特徴的な音が鳴るので、レジからその音が聞こえると「お、Edy仲間だな」と勝手に親近感を覚えますw
ちなみに僕の場合は楽天カードを作る際、オプションで付帯しました。
楽天Edyのメリット
チャージ&支払いで楽天ポイントが最大1%還元
まず楽天Edyでの支払い200円ごとに楽天ポイントが1P付与されます。
1÷200=ポイント還元率0.5%となります。
(※支払い店舗やキャンペーンの有無で変動あり)
加えて楽天カードからチャージをおこなうことで、更にチャージ額200円ごとに楽天ポイントが1P付与されます(後述のオートチャージ含む)
ここでもポイント還元率0.5%です。
これらを組み合わせると支払額に対して最大1.0%のポイント還元を受けることができます。
楽天カードでオートチャージ可能
楽天カード付帯の楽天Edyであれば、Edyの残高が一定額を下回った際に自動でチャージしてくれるオートチャージが設定可能です。
いくらを下回ったらいくらチャージするか、設定で選ぶことができます。
かざすだけで支払いOK
楽天EdyはICを読み取り機にかざすことで支払いができるので、電源を必要としません。
カードに付帯されたEdyであれば読み取り機にカードをかざすだけなので、アプリを起動したりする手間がなく手軽に使えます。
スマホにEdyアプリを入れている場合は、通信環境が悪くても、たとえスマホの電源を切っていても、支払い可能です(※バッテリー残量が0の場合は使用不可)
楽天Edyのデメリット
手軽で便利なEdyですが、いくつかデメリットもあります。
期間限定ポイントでの支払いはできない
前述したように楽天ポイントをチャージして支払いに使用することができますが、使えるのは通常ポイントのみで、期間限定ポイントは使用できません。
200円未満のチャージ・支払いにはポイントが付かない
これも前述の通り、オートチャージや支払い時200円ごとに楽天ポイントが1Pつくのですが、200円未満の部分にはポイントがつきません。
極端な例ですが、199円以下の買い物を何回続けてもポイントは全く付与されないということです。
ポイント還元率1%といっても、厳密には切り捨てられている部分があるので実質還元率はそれより若干少なくなります。
スマホアプリを使用できるのは対応機種のみ
アプリをインストールすればスマホでも楽天Edy払いができますが、使用可能なのはおサイフケータイ機能付き機種orNFC機能搭載で動作確認が取れている一部機種のみです。
僕の使用しているGalaxy S10では残念ながら使用できませんでした。
楽天Edyの使い方
実際の楽天Edyの使い方を見てみましょう。
今回は僕が普段セブンイレブンで楽天Edy機能付きの楽天カードを使用する場合を例にとります。
うちの近所のセブンイレブンはお会計セルフレジが導入されているため、タッチパネルでEdy払いを選択してから、読み取り機に楽天カードをかざすだけです。
基本的にはどの店舗でも支払い方は同じです。
セルフではない普通のレジであれば、店員さんに「Edy払いで」と伝えて同じく読み取り機にカードをかざすだけ。
スマホでEdyアプリを使用している場合はカードの代わりにスマホをかざすだけです。
スマホを起動してアプリを開く必要がないので、とても手軽なのが気に入っています。
楽天ペイ
一方の楽天ペイはQRコード読み取り式のスマホ決済アプリです。
楽天Edyと異なり、決済アプリなので事前のチャージなしでも使用できます。
楽天ペイアプリを起動してQRコードをレジで読み取ってもらうことで支払いが完了します。
楽天ペイのメリット
チャージ&支払いで楽天ポイントが最大1.5%還元
楽天Edyは最大1%でしたが、こちらはそれを上回る1.5%還元です。
Edy同様、楽天カードでのチャージが必要条件です。
- 楽天ペイでの支払い100円ごとに1Pポイント(1.0%)
- 楽天カード→楽天ペイのチャージで200円ごとに1Pポイント(0.5%)
この2つをあわせて、合計1.5%ポイント還元となります。
ポイント払い部分にも楽天ポイントがつく
楽天ペイの支払いは3パターンあります。
- 楽天ペイにチャージされた楽天キャッシュで支払う
- 紐付けたクレジットカードで支払う
- 貯まっている楽天ポイントで支払う
3番の楽天ポイント支払いをおこなった場合、その金額に対しても1.0%の楽天ポイントがちゃんとつきます。
楽天市場の買い物でポイント支払いを使用するとその部分にはポイントがつかないことを考えると、抜け穴的なお得感がありますね。
期間限定ポイントで支払いができる
1ヶ月で失効してしまい使い勝手が悪い期間限定ポイントを1P=1円で支払いに充てることができます。
支払い時にポイントと楽天キャッシュどちらを優先するかアプリ上で設定でき、ポイント優先にすると
期間限定ポイント>通常ポイント>楽天キャッシュ
の順番で消費されます。
楽天ペイのデメリット
楽天ペイにもいくつかのデメリットがあるので確認しておきましょう。
100円未満の支払い・200円未満のチャージにはポイントが付かない
これは楽天Edy同様のデメリットです。
支払いもチャージもポイント付与ルールが「〇〇円につき1P」となっているので、〇〇円未満の金額にはポイントがつきません。
オートチャージができない
楽天Edyと異なり、残念ながらオートチャージができません。
クレジットカード払いなら毎月使用した額が自動的にクレカ後払いになるので実質チャージ不要になりますが、そうしてしまうと楽天カード→楽天ペイチャージによる+0.5%ポイント還元が失われてしまいます。
1.5%のポイント還元を受けるためには、使用前にあらかじめ楽天カードから手動でチャージしておく必要があります。
とはいえ、楽天カードからのチャージはアプリから簡単におこなうことができるので大した手間ではありません。
スマホの通信環境が必要
楽天ペイは決済アプリなので、スマホ通信環境が必須になります。
プラチナバンドを持たないキャリアで屋内店舗の決済をする場合などはうまく通信できず、決済がもたつく場合があります。
現金払いとの併用ができない
これは他の決済アプリも同様なので楽天ペイのみのデメリットではありませんが、楽天ペイのチャージ額が支払額に届かない場合、不足分を現金で補填…という使い方はできません。
そういった場合はその場で追加チャージするか、あきらめて現金払いすることになります。
クレジット払いであれば後払いにすることができるのでこの心配はいりません。
楽天ペイの使い方
楽天ペイの支払い方法は大きく2種類あります。
(他にもあるのですが頻度はかなり低いので今回は割愛します)
QR払い
スマホのアプリを起動し、「QR読み取り」から自分のカメラで店舗のQRコードを読み込む方法です。
コード払い
QR払いとは逆に、アプリでQRコードを表示して店舗のリーダーでスマホ画面を読み取ってもらう方法です。
支払い方法は店舗によるので店員さんに聞いてみて下さい。
楽天Edyと楽天ペイの使い分けかた
結論からいうと
- 優先して使うべきなのは楽天ペイ
- 楽天Edyのみ対応する店舗では楽天Edyを使用
- 手軽さ、素早さではアプリ起動がいらない楽天Edyに軍配
- 楽天ペイ・楽天EdyともにポイントGETのため必ず楽天カードでチャージする
となります。
楽天ペイを優先して使う
前述の通り楽天Edyのポイント還元率は最大1.0%、楽天ペイは最大1.5%なので、楽天ペイで支払いをしたほうが単純にポイントがたくさん貯まります。
加えて楽天ペイは期間限定ポイントを優先して支払いに充てることができるので、楽天経済圏にどっぷり浸かっていて期間限定ポイントが余りがちという方はこれもメリットになります。
楽天ペイが使えない店舗では楽天Edyの出番
楽天ペイが使えず、楽天Edyのみ対応している店舗があります。
そういった場合は楽天Edyを使ってポイント1.0%を確実にゲットしましょう。
手軽さは楽天Edyが○
楽天ペイはスマホアプリを起動して店員にQRを読み取ってもらう必要があるのに対して、楽天Edyはカードを読み取り機にかざすだけです。
人によって感じ方が異なる部分ではありますが、個人的には手軽さの面では楽天Edyに軍配が上がります。
スマホ起動が面倒くさい、急いで決済したい場合などはあえてEdyを使用するのもアリだと思います。
チャージは楽天カードで
楽天ペイ・楽天Edyともに楽天カードからチャージをおこなうことで0.5%のポイント還元を受けられます。
楽天ペイは事前チャージが必要になるのでやや面倒ですが、自分の使用頻度を考えた上でそれより少し大きめの金額をチャージしておけば困ることはまずないでしょう。
例えチャージが切れることがあっても、アプリからその場ですぐに追加チャージすることができます。
楽天Edyはオートチャージを設定しておけばほぼ手間ゼロでいつでも支払いすることができます。
まとめ
僕は最初に楽天Edyを使い始め、その後楽天ペイとの違いを調べていくうちに楽天ペイを優先して使うようになりました。
どちらも便利なキャッシュレス決済ですし、ポイント還元率の差は言っても0.5%ですから、まずは好きな方を気軽に使ってみましょう。
ある程度慣れてからそれぞれの使い分けを吟味していっても良いと思います。
また現状は楽天ペイの方がEdyよりポイント還元率が高くなっていますが、この先もそのままとは限りません。
不定期でポイント還元アップキャンペーンがおこなわれることもあります。
ときどき情報を仕入れるようにして、その都度オトクにポイントをゲットしたいですね。
このところ改悪が続く楽天経済圏ですが、利用できるサービスは利用し倒して節約に磨きをかけていきましょう!
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