初心者のためのつみたてNISA入門

資産形成
  1. ホーム
  2. 資産形成
  3. 初心者のためのつみたてNISA入門

この記事で分かるのは▼

  • NISAとつみたてNISAとは何か
  • NISAとつみたてNISAの違い
  • 積立投資ならつみたてNISAがオススメの理由
  • つみたてNISAのデメリットについて

こんにちは、BOBO(@BOBO08192729)です。

皆さんは「NISA」「つみたてNISA」について聞いたことはあるでしょうか?

どちらも僕たち個人投資家が投資をおこなう上でとてもおトクな仕組みなので、ぜひ活用しましょう!

NISAとつみたてNISAとは

通常、株や投資信託で利益が出ると20.315%の税金が掛かります。
NISA・つみたてNISAはこの税金が非課税になる特別な口座のことです。

政府が国民に投資を促すために作った仕組みというわけですね。
これを利用しない手はありません。

NISAとつみたてNISAの違い

NISAつみたてNISA
年間投資限度額120万円/年40万円 /年
運用できる商品株・投資信託・ETF等投資信託・ETF
(NISAより少数)
運用できる期間5年20年
運用利益に掛かる税金非課税非課税

ざっと上記のような違いがあります。
非課税なのはどちらも同じですが、年間投資限度額や運用期間に大きな違いがありますね。

積立投資メインならつみたてNISAがオススメ

読んで字の如くではあるのですが笑、長期積立投資ならつみたてNISAがオススメです。理由は以下の通り。

運用できる期間が長い

つみたてNISAなら20年間非課税で運用でき、長期積立投資に適しています。

投資対象商品が金融庁のお墨付き

つみたてNISA口座で選べる商品は数が少なめです。
これは金融庁が選んだ「長期投資に向いていて手数料も低めの有料商品」を選抜してくれているからです。
ここから更に各自の好みに合った商品を選ぶことで、二重にふるいにかけた商品を選ぶことができて安心ですね。

年間40万円は投資初心者にとっては十分

投資できる年間限度額が40万円と聞くと少なく感じますが、一ヶ月あたり3万円以上ですので、投資初心者には十分な額と言えるでしょう。

また、つみたてNISAの枠とは別に、通常の課税口座で並行して投資をおこなうことももちろんできます。

まずはつみたてNISAで積立投資を初めて、入金力が上がって枠を使い切ったら課税口座でも積み立てる、という順番で考えていくのがベターです。

つみたてNISAのデメリット

メリットの多いつみたてNISAですが、いくつかデメリットもあります。

選べる投資商品が限られる

これはメリットと背中合わせのデメリットですね。
金融庁が選抜した商品の中からしか選べないので、選択肢は狭まってしまいます。

とはいえ選抜基準は「長期投資に向いているもの」なので、長期積立投資を行うのであれば必ず適した商品が見つかるでしょう。

入金力がある人は年間40万では物足りない

年間40万円は初心者には十分ですが、入金力が高い人には少し物足りないかもしれません。

とはいえまずはつみたてNISA枠を使い切ることを目標に、月々33,333万円(=40万÷12ヶ月)の積立を目指すというのもよい目標になると思います。

損益通算できない

通常の課税口座であれば、株Aで10万円利益が出た一方で株Bで5万円損失が出た・・・という場合、利益10万から損益5万を引いて、年間の総利益は5万円でした、という処理を行うことができます。

こうすることで利益にかかる税金を低く抑えることができるわけです。
ですがNISA・つみたてNISAともに、この損益通算はできません。

NISAとつみたてNISAの併用はできない

NISAもつみたてNISAもおトクなのだから両方やりたい!
…と誰もが思いますが残念ながらこの2つはどこか1つの証券会社にどちらか1つしか開設できません。

とはいえ長期積み立て投資ならまずはつみたてNISAで問題ありませんので、自分の好みの証券会社で口座開設するところから始めてみて下さい。

初心者の方はSBI証券楽天証券が取扱商品が多く、各種手数料も業界最安クラスなのでオススメです。

SBI証券の口座開設申込はこちら▼

つみたてNISAの口座は別途開設手続きが必要

証券会社に口座を開いただけでは、まだつみたてNISAは始められません。
別途つみたてNISAの口座開設手続きをおこなう必要があるので注意しましょう。
たいていのネット証券なら、トップページからアクセスしやすいようにしてくれているので、すぐに見つかるはずです。

SBI証券のつみたてNISA申し込みはこちら▼

まとめ

  • 積立投資をするならつみたてNISAがおすすめ

  • デメリットもあるが、積立投資前提ならほとんど気にならないはず
  • つみたてNISA口座の開設は通常の口座とは別途おこなう必要がある

ちなみに僕もつみたてNISAで月々33,333円ずつ投信積立をおこなっています。

この記事がこれから積立投資をされる方のお役に立てば嬉しいです!
それでは。

あわせて読みたい▼