この記事で分かるのは▼
- 投資信託とは何か?
- 投資信託の買い方は積立投資が最適
- 投資信託積み立てのデメリット

こんにちは、BOBO(@BOBO08192729)です。
前回の記事では、自分が投資に求める条件をまとめました。
その上で一番自分の琴線に振れたのは投資方法は・・・
投資信託
でした。
なぜ投資信託なのか?
というか、そもそも投資信託って何なのか?
順番に見ていきます。
投資信託とは何か?
投資信託には色々な種類がありますが、ここでは例として株式に投資するタイプの投資信託について見ていきましょう。
そのためにはまず株について知らなくてはなりません。
株とは何か?

株とは簡単に言うと、会社の所有権を得るためのチケットのようなものです。
例えば、あなたがある会社の株を買ったとします。
逆に会社が傾けば、チケットは値下がりします⤵
そしてこのチケットは、いつでも時価で売ることができます。
大雑把にはこういう感じのものです。
投資信託は株の幕の内弁当

そして投資信託とは、色々な株がたくさん詰め込まれた幕の内弁当のようなものです。
(投資信託には色々な種類があり、株以外にも債権や不動産などがパッケージされたものもたくさんあります)
なぜわざわざそんなお弁当を作るのでしょうか?
仮に、ある会社の株を一つだけ買ったとします。
すると、その会社一社の浮き沈みで、持っている株の価値が上下することになります。
これはつまり、どの会社の株を持てば儲かるかを見極める目が求められるということです。
これは僕のような素人投資家にとってとても難しいことです。
今イケイケの会社が今後も安泰とは限りませんし、今見向きもされていない会社が数カ月後には急成長しているかもしれません。
そこで、
まとめてたくさん会社を所有しちゃえばいいじゃない
という考えで作られたのが投資信託という商品です。
投資信託というお弁当を一つ買えば、その中に入っている会社全ての株を所有していることになります。
僕たち素人にとって強い味方なのです!
初めての投資は投資信託の積み立てが最適

僕がどうしてはじめての投資先にこの幕の内弁当を選んだのか?
それは以下が理由です。
リスクが低い
大前提として、リスクが0の投資というのは存在しません。
あるのはリスクの大小の差だけです。
その中でも、投資信託のリスクはかなり小さい方に分類されます。
ただし、適切な種類の投資信託を適切なやり方で買った場合は、です。
投資信託の選び方についてはこちらの記事もご覧ください↓
小さい金額から始められる
投資信託がいくらから買えるかと言うと、ほとんどの銘柄は100円から買うことができます。
自分の資金力に合わせて購入額を細かく選べるので大変助かりますね。
ちなみに、株を単体で買う場合は殆どの場合最低100株から買わねばならず、その値段は株によってマチマチです。
時間を味方につけられる
投資信託を買うときは積立投資という投資方法を選ぶことができます。
これは、投資信託を定期的に定額ずつ、時間をかけて買い続けていく方法です。
一旦設定してしまえば、毎月定額ずつ口座引落されて、自動的に購入までしてくれます。
投資のことを完全に忘れて本業に集中することができますし、老後資金の確保が目的の僕にとっては時間がかかってもなんら問題ありません。
そして何より、投資信託の積立投資は複利のパワーを最大限活かすことができます。
複利というのは、下図のように時間が経てば経つほど利益が大きくなっていく利子の付き方のことです。

見てもらえれば分かるように、時間が経つほど利益部分が大きくなっているのがわかります。
なぜこうなるのでしょうか?
例えば元本100万円・年間5%の複利とした場合、
1年目:100万円+利子(100×0.05) = 105万円
2年目:105万円+利子(105×0.05) = 110.25万円
3年目:110.25万円+利子(110.25×0.05) = 115.7625万円
︙
といった具合に、利子で増えた分に更に利子がつくためどんどん利益幅が大きくなっていくのです。
投資信託積み立てのデメリット
投資信託はメリットばかりではなく、デメリットもあります。
短期~中期で大きな利益は出せない

投資信託の積み立ては複利の力を活かすと言いましたが、これは最大の武器であると同時に弱点でもあります。
複利の効果を十分に活かすには、数十年単位の超長期の積み立てが必要になります。
一時的に値下がりして含み損が出ることがある

投資信託は株のおまとめパッケージなので、中の株の価格の上下によって投資信託自体の値段も変動します。
では、中の株の大部分が一度に値下がりしたらどうなるでしょうか?
当然投資信託の値段も下がります。
その結果、持っている投資信託が自分が積み立てた金額以下の価値になってしまう時期があるのです。
投資に慣れていない初心者にとっては、これはかなりのストレスなんですよね。。。
もっと下がってしまうかもしれないから、傷口を小さくするために今のうちに売ってしまおうと考える人も多いです。
しかしこれは一番やってはいけません!
長期積み立て投資の恩恵を最大限に受けたいのなら、暴落のときも決して積み立てをやめてはいけません。
株価が下がったあとは、いつか反発してまた上がる時がきます。
その上昇の瞬間にも投資信託を持ち続けていないと、値段が下がったところで売ってその後の上昇の利益は手にできないという一番損をするパターンに陥ってしまいます。
そして一番重要なのは、株がいつ下がりいつ上がるかは誰にも分からない、ということです。
だからこそ、株価が上がっても下がっても粛々と積み立て続け、時たま訪れる値上がり益を間違いなく得ることが、結果的に一番得なのです。
まとめ
- 投資信託は株や債権などの幕の内弁当
- 投資信託は少額から始められて、長期間の投資に向いている
- たとえ暴落したときも、積み立てをやめてはいけない
積立投資自体は一度始めてしまえば忘れてしまっていいほど簡単ですが、例え大きな含み損が出ても決してやめない鉄の意志が必要です。
また、長く積み立てるからこそ どの投資信託を選ぶか が極めて重要になります。
次回は投資信託の選び方について、僕の考えを書いてみようと思います。
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