この記事で分かるのは▼
- 投資信託の成り立ちと今の形になった歴史
- 投資信託はどんな仕組みになっているのか
- インデックス投資における投資信託の選び方

こんにちは、BOBO(@BOBO08192729)です。
以前の記事で、投資初心者にはまず投資信託をオススメするとお話ししました。
投資信託とはそもそもどういう成り立ちで出来上がり、どういう仕組みになっているのか分かりやすく解説します。
投資信託の歴史
投資信託の元になった仕組みは19世紀のイギリスで生まれたと言われています。
当時のイギリスは産業革命の真っ只中。
覇権国として世界中に植民地を持ち、そこから利益を吸い上げていました。
植民地へ投資をして儲けたい!という個人もたくさんいましたが、今のようにインターネットもない時代です。
見も知らぬ外国への投資は物理的にも情報的にも難しい状況でした。
そこで、多くの人々が少しずつお金を出し合い豊富な知識・経験を持つ人に投資を任せる仕組みが考案されました。
この仕組みを「投資組合」と呼びます。
これがアメリカに渡り更に発展したものが、今日の投資信託だといわれています。
投資信託の仕組み
投資信託のベースは、皆がお金を出し合い代表者に投資を任せる仕組みだとわかりました。
それは今の投資信託にも受け継がれています。
投資信託の仕組みは以下の通りです。

投資家
僕たちのことですね。
お金を支払って投資信託を購入します。
販売会社
僕たちに投資信託を売ってくれる会社です。
銀行や証券会社がこれにあたります。
投資家と投資信託をつなぐ窓口で、僕たちが普段使っている投資口座の開設はこの会社がおこなっています。
あくまで窓口なので、僕たちが支払ったお金は別の場所に保管されていますし、販売会社が破綻しても僕たち投資家に損失はありません。
運用会社
新しく作る投資信託を企画したり、作った投資信託をどのように運用するかを決めている会社です。
ファンドマネージャーという専門家が中心になって、日夜情報収集や運用指示をおこなっています。
このファンドマネージャーが、集めたお金を使って投資をおこなう代表者です。
運用方針を決めているだけなので、運用会社が破綻しても僕たち投資家に損失はありません。
受託銀行
投資家から集めたお金を保管・管理し、運用会社からの指示に従って運用するのが受託銀行です。
僕たちが支払ったお金は最終的にここにたどり着き、株式や債券などに投資されているわけですね。
ではこの受託銀行が破綻したら、僕たちの資産も失われてしまうのでしょうか?
答えはノーです。
投資信託に関連するお金は、受託銀行自身の財産とは区別して管理するように法律で義務付けられています。
例え受託銀行が破綻しても、別の銀行が引き継ぐか、最悪でも現金になって投資家の手元に返されることになります。
手数料の使いみち
投資信託は買うときや売るとき、そして保有している間も色々な手数料がかかります。
これら手数料は上記の販売会社・運用会社・委託銀行に支払われているというわけです。
インデックス投資で選ぶ投資信託
僕は投資信託へのインデックス投資をメインにしていますので、同じ方法をとられる方に向けて投資信託の選び方をこちらの記事で解説しています↓
(手数料が低いことと有望な指数に連動していることが最重要です)
投資信託の商品としての特徴についてはこちらの記事をご覧ください↓
そしてインデックス投資とは何かを知りたい方はこちらをどうぞ↓
まとめ
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投資信託はイギリスで生まれた「投資組合」がルーツ
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投資信託は複数の会社のチームプレーで成り立っている
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インデックス投資で選ぶ投資信託は手数料の低さといかに有望な指数に連動しているかが大切
理解できないものに投資してしまうと、想定外の事が発生したときに対処できなくなってしまいます。
対象が何であれ、自分が投資するものの仕組みをしっかり知ってから投資するようにしましょう!
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